気仙沼湾横断橋の規模を動物で例えると・・・?A

今回は気仙沼湾横断橋全体の規模を皆さんに知って頂くために、身近な動物で大きさを例えてみるコラム第二弾です。
前回は『主塔』の大きさをキリンで例えてみましたが、
今回は鹿島・東亜JVが施工している『橋を支える杭』の大きさをわかってもらうため、
大きな動物「象」で例えてみたいと思います!
下の図は気仙沼湾横断橋の完成予想図です。

吊り橋全体を支える主塔の高さは115mととても大きな構造物ですが、
その主塔を支えているのは『橋脚』です。この『橋脚』はvol.1「鋼管矢板井筒基礎工」で紹介したとおり、
鋼管矢板と呼ばれる大きな杭を91本海中に打ち込み、基礎としています。
当工事で使用する鋼管矢板の直径は1.5mで長さは47mもあり、
子供なら中で走り回れるくらい大きな鋼管なのです。

今回は鋼管の「重さ」を大きい動物「象」で例えてみましょう。
オスの象が大体6〜7tですから、たった一本でオスの象5頭分に相当します。

鋼管矢板は全部で91本ですから全部合わせると、460頭分の重さになるのです。
ちなみに鋼管矢板は既に打設完了しており、実際に近くで見るとものすごい迫力があります。

鋼管矢板は橋脚完成時には見えなくなってしまうので、見るなら今だけです!
気仙沼にお越しの際は是非ご覧くださいね!!

←コラム一覧に戻る