今月の一品A『10㎥クラムシェルバケット』
工事で使用する凄い機械を紹介する『今月の一品』第二弾です!
当工事では、鋼管矢板で締め切られた中(井筒内)の、海底の土を水中で掘削する作業を行っています。
水中の土を掘削するためにはクラムシェルバケットという、土をつかむ機械を使用します。
クレーンの長いブームからワイヤロープでつり下げたバケットを、
二枚貝のように開閉して土砂をつかんで掘削するため、『クラムシェル』(二枚貝の意)といいます。
当工事で使用しているものは高さがなんと6.2mもある大きなもので、
一度に10㎥もの土砂をつかむことができます。
10㎥と一口にいっても、イメージがつきにくいと思いますので、水で例えてみましょう。
1㎥の水は1,000Lですから、2Lのペットボトル500本分です。
つまり、10㎥だと5,000本分にもなります。
クラムシェルは一度にそれだけ大量のものを掴んでいるのです。
下の写真はクラムシェルバケットの近くに人を立てて大きさを比較した写真です。
遠目から見ても大きさがわかりますが、横に人が立つとより大きさがわかりやすいですね。
次はその高さを大きな動物「象」で例えてみます。
一般的なアフリカ象は高さが6mですので、クラムシェルは象よりも大きいんです!
現場周辺にお立ち寄りの際は是非探してみてください!