平成28年12月26日 トラス支保工一括架設完了!

トラス支保工一括架設完了しました!

平成28年12月26日(月)、トラス支保工の一括架設が無事完了致しました。
支保工とは、鋼管矢板内の水を抜いた際に外側の水と土からかかる圧力から、
鋼管矢板の変形を防いでくれるものです。

切梁を格子状に何段にもわたって設置するのが一般的ですが、
当工事では支保工をトラス化しました。これによって井筒内に大きな「ロ」の字型の空間が生まれ、
作業効率が上がるだけでなく、「安全」に、「高品質」の構造物を造ることができるようになります。

トラス支保工は4段からなり、合計970tの重さがあるため、架設には1600t吊全旋回式起重機船を
使用しました。12月22日に3・4段目を、12月26日に1・2段目の据付を完了致しました。


架設完了写真

皆様のご理解ご協力のもと、無事故・無災害で架設を完了することができました。
厚く御礼申し上げます。今後はいよいよ井筒内の水を抜いていき、春ごろには気仙沼湾に
縦30m・横40m・深さ25mの大空間が出現する予定です。

引き続き、航行船舶の安全確保と海の環境保全を最優先に作業して参りますので、
ご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

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