表面を保護する「さび」なんてあるの!?

古口大橋では、橋脚に耐候性鋼材を採用しています。これは時間の経過とともに保護さび(安定さび)と呼ばれる綿密な「さび」を表面に作る低鉄合金鋼材です。それによって「さび」が腐食の原因となる酸素や水から鋼材を保護してくれるのだから不思議ですね。この鋼材を使うことで、メンテナンス費用や塗装費のコストダウンができるのですから、普段は悪者扱いされている「さび」も、ここでは素敵な役割を演じているんです。