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〒999-6401 山形県最上郡戸沢村大字古口2076番地

本橋に関するあれこれ

鈑桁(ばんげた)橋と箱桁橋とは?

古口大橋は4径間の鈑桁橋と6径間の箱桁橋で構成されています。
鈑桁橋は、主桁断面がアルファベットのI型をしており、橋梁の中で最も基本的な形式で、設計・製作が容易で鋼重も少なく経済的です。

箱桁橋は、主桁断面が箱型をしており、鈑桁橋と比較して曲げやねじりに強いのが特徴です。そのため、幅広い道路や河川を跨ぐ場合等で、支間長が長くなってしまう場合や、曲線橋に適しています。

耐候性鋼材とは?

古口大橋では、橋桁に耐候性鋼材を採用しています。耐候性鋼材とは、表面に保護さび(安定さび)を形成する低鉄合金鋼材です。時間の経過とともに保護さびと呼ばれる緻密なさびを表面に形成することにより、腐食の原因となる酸素や水から鋼材を保護し、鋼材本体の腐食を防ぐように設計されています。本鋼材を採用することにより、メンテナンス費や塗装費を削減し、コストダウンを図ることができます。

資材の運搬ーケーブルクレーンの活用ー

古口大橋の架設現場でひと際目を引くのが、最上川の両端にそびえ立つ2本のオレンジ色の鉄塔です。本橋が跨ぐ最上川は幅が広く、クレーン等を使って資材の運搬ができないため、このようなケーブルクレーンを設置して資材運搬を行っています。

トラッククレーンベント工法とは?

仮置きした桁をクレーンによって持ち上げ、順次連結、架設していく工法です。その際、桁を支持するのにベントと呼ばれる架設構造物を設置します。鋼橋の架設工法では8割以上を占め、最も一般的な工法となっています。
本工事では、鈑桁4径間に対してトラッククレーンベント工法を採用しています。 




バナースペース

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日立造船株式会社
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