工事・活動の内容

がんばれ受験生!『合格祈願』・『難関突破』 2016.1

受験シーズンに合わせてJR福島駅に七ツ窪トンネルの貫通石を展示しました。

福島駅貫通石
■貫通石(かんつういし)

 貫通石とは、トンネルを掘削して全線貫通するときに最後に掘られた貴重な岩片です。トンネルが貫通すると、真っ暗闇の中に燦々と陽の光が差し込んで道が開けることから「燦(産)道」が開けるとして「安産のお守り」として、また、破砕帯や予期せぬ異常出水などの危険な数々の難関を突破して貫通したトンネルの貫通石は、「難関突破のお守り」あるいは「意志(石)を貫くお守り」として、入学試験合格や大願の成就など、貫通石を持つ人それぞれの願いが託されるようになりました。

《受験生の皆さんへ》
  相馬福島道路の七ツ窪トンネル延長L=1,404mは、掘削に約2年を要する、まさに難関工事となりました。ぜひ、皆さまが志望校に合格できるよう、貫通石に触れてパワーを感じ取っていただき、100%の力が発揮できるように頑張ってください。

■霊山神社 (伊達市霊山町)

 この貫通石は、伊達市霊山町の霊山神社にまつられているものをお借りしております。

霊山神社霊山神社貫通石


七ツ窪トンネル 貫通式 2015.11

 2015年11月13日に『七ツ窪トンネル』の貫通式を執り行いました。
 当現場では、貫通式が金弁蔵トンネルに続き2回目となります。
 当日は関係各所の皆様、地元地権者の皆様と霊山地区を代表して石田小学校の生徒さんに足を運んで頂き総勢110名の方々にご参列頂きました。
 写真にて様子をご覧ください。

 貫通式では石田小学校の生徒さんからお祝いの歌という事で『世界に一つだけの花』を披露していただきました。
 歌の前にこの歌に対する思いを発表してくれたので紹介します。


 『東日本大震災以降、私たちは、たくさんの方に支えられてきました。このトンネルも、ここにいらっしゃる方々の「福島を復興させたい」という思いが実を結び、貫通式を迎えることができたのだと思います。「復興」は、人と人とが支え合い、協力し合うことが大切です。私たちは、「誰かの役に立つことが、自分自身の幸せにつながっていく」という思いをこめて、この歌を選びました。そして、この思いが、このトンネルのように、未来につながっていくことを願って歌いたいと思います。』 (全文)


 この発表と歌を聞いたとき、自然と涙が出ました。今までの苦労が全て吹き飛ぶような感動がありました。
 残りの工事も速やかなる安全施工で頑張りたいと思います。


金弁蔵トンネル (実)貫通式 2015.3

 2015年3月14日、仁志田伊達市長をはじめとした来賓を招いて「金弁蔵トンネルの実貫通式」を執り行いました。


【石田小学校児童の応援】  

 石田小学校児童に応援していただき貫通式を盛り上げてもらいました。
 「すばる建設:樽神輿」の後ろから、元気で威勢な「子供神輿」を披露!!
 卒業生(6年生)4名が「鏡開き」!

【地元 霊山太鼓のお披露目】


現場見学会の開催状況 随時

事業全体の重要性やトンネルができるまでの施工方法、周辺環境に配慮しながら工事を進めている様子をよりよく知ってもらう機会をもうけるため、霊山道路トンネル工事では周辺地域の方々や地元小学校、高校生、大学生等を対象に多くの現場見学会を行っています。

見学会写真1見学会写真2
見学会写真3見学会写真4見学会写真5見学会写真6見学会写真7


ロックボルト取り付け1ロックボルト取り付け2
ロックボルトキャップ取付け状況①、②

小学生の皆さんが大きくなって、このトンネルを通る際に少しでもこの経験を思い出してくれたらとても嬉しいと思います。