土砂や脆い岩から硬い岩まで、時には大量の湧き水など、さまざまな自然条件を克服しながら掘り進みます。
工程1
削孔
トンネル工事の先端部にドリルジャンボで爆薬を入れる穴を開けます。これを削孔といいます。 削孔を終えた箇所に装薬をします。
工程2
発破
爆薬を爆発させて壁を崩します。
これを発破といいます。
工程3
ズリ出し
発破後の、崩れた岩や土砂などをズリといいます。
ホイールダンプ、重ダンプでズリ出しを行い掘り進みます。
工程4
吹付けコンクリート
発破後の先端部の切羽にコンクリートを吹付け、岩が落ちないようにします。
工程5
支保工建込
その後、アーチ型に加工したH型鋼を組み立てます。これを支保工建込といいます。
工程6
金網設置・二次吹付
H型鋼の間に金網を入れ、コンクリートを吹付けていきます。
工程7
ロックボルト打設
更なるトンネルの補強のため、ドリルジャンボで鉄筋を放射状に打設していきます。これをロックボルトといいます。
工程8
防水シート
漏水を防ぐため、吹付けコンクリート面に防水シートを張ります。
最終
工程
覆工コンクリート
コンクリートを打設し、トンネルが仕上がります。