施工の特徴

  ■ 環境に配慮して工事がすすめられます  
濁水処理設備 防音扉 送風機

ねこまさむね
©独眼竜ねこまさむね

濁水処理設備

処理能力を大型化(60t/h)し、突発的な湧水への対応と、自動モニタリング装置を採用して濁水の流出を防止します。

防音扉

グラスウール吸音材と砂充填による防音扉を坑口に設置して、昼夜に生じる発破騒音の抑制を図ります。

送風機(3,000m²/min)

高性能サイレンサー付の大型送風機を採用し、坑内作業環境の改善と騒音の発生を抑制します。


  ■ 石炭灰を用いた高品質吹付けコンクリート  

細骨材とセメントの一部を石炭灰で置換することで以下の効果が得られます。

●ポゾラン効果により長期強度、耐久性の向上が期待できる。
●火力発電から発生する副産物の有効利用による環境負荷の低減につながります。

吹付け状況 バッチャープラント 顕微鏡写真

粒子形状

主成分は、シリカ、アルミナであることからコンクリートの耐久性、水密性の向上を図れます。

吹付け状況

バッチャープラント

顕微鏡写真

 

  ■ 覆工コンクリートの品質・耐久性の向上  
スライドセントル セントルバルーン 特殊養生シート

スライドセントル

ブラスト処理、自動清掃装置、押上クラック防止センサ等を装備した型枠を用いてコンクリートの美観の向上を図ります。

セントルバルーン

覆工コンクリートは若齢材で脱枠するため、セントルバルーンで保温養生を行い、脱枠に必要な強度を確保します。

特殊養生シート

脱枠後の急激な乾燥と湿度変化を抑制し、コンクリートの緻密化を図ります。

 


  ■ 中流動コンクリート  
中流動コンクリート 型枠バイブレータ 型枠バイブレータ集中制御 自動配管システム

中流動コンクリート

流動性・材料分離抵抗性に優れた中流動コンクリートを使用して、均質なコンクリートを実現します。

型枠バイブレータ

合計32台の型枠バイブレータを配置して、コンクリートの締固めを行います。

 

型枠バイブレータ集中制御

型枠バイブレータのスイッチを集約し、打設に合わせて稼動するシステム。

 

自動配管システム

左右同時に連続水平打設を行い、材料分離とコールドジョイントを防止します。