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湾口防波堤工事の施工について
釜石港の湾口防波堤は震災で被災しており、港内の静穏度を確保するため、
早急の復旧が望まれています。
復旧を急ぐため、湾口防波堤工事では、防波堤の本体となるケーソンを据付
る捨石による基礎を平らに均す際、機械による均しを行います。
当工事では、ケーソン据付を8函行いますが、そのために均す基礎の面積は
約8,000m2になります。
基礎を均す方法には、潜水士による人力均しもありまが、潜水士で1日当たり均すことのできる面積は約10m2であり、全てを均すには、相当の時間がかかります。それに対し、捨石均し機を使用した機械均しでは、1日当たり均すことのできる面積は約150m2であり、潜水士15人分の能力があります。
捨石均し機を使用することにより、早急な湾口防波堤の復旧を目指し、工事を施工しています。
※均し機による作業方法については、こちらをご覧ください。
●均し機全景
●均し機海中投入
●均し機操作状況
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